2021/11/24
休職した。
季節の変わり目に体調を崩した。その程度にしか捉えていなかったが、ある日仕事に行けなくなった。
吐き気と頭痛が酷かったのでかかりつけの病院へ行ったところ、心療内科を勧められた。
まともに会話もできない状態の自分に代わり、家族が心療内科に片っ端から電話をかけてくれた。
しかし初診の患者を見てくれるところはなかった。初診の予約は1ヶ月以上先で来年になるところもあった。
有給休暇を消化しきって欠勤扱いになったころにやっと心療内科へ行くことができた。
私は鬱病だったらしい。
ショックだった。仕事に対してストレスを感じてはいたが、程度を理解できてなかった。
自分がメンタル面で病など罹るわけないと思っていた。
しかし考えれば考えるほどストレスの要因は仕事だったし、診断書と治療薬を与えられて安心した気持ちになったのは確かだった。
鬱病とはよく聞く病名だが、実際に自分がなるとなかなかキツいものだった。
まずなにも手につかない。私は元からやる気のない怠惰な人間だが、それとはわけが違った。
普段の私は何もしないことを選択していたが、鬱病の私には選択肢が存在しなかった。
薬を飲む前はこうやって文章を打つことさえ出来なかった。
何も出来ない。漫画もアニメなどの娯楽でも集中できない。落ち着かないので眠ることもできない。
つらかった。寝る前は涙が止まらずご飯は味がせず食べる気がおきなかった。
振り返るだけでもまだつらいかもしれない、中途半端だがここで終わろうと思う